I’s(アイズ)
「さくら」は伴奏の中に聞こえる二胡の音が醸し出す雰囲気が素晴らしく、一路さんのさわやかで清らかな歌声が悠久の時の流れを感じさせます。「Door」は一路さんの作詞で、ちょっぴり元気がなくなってきたな、と思ったときに聴くと、とても自然な感じで前向きになれます。
そして私のお気に入りは、「たんぽぽのように」です。ひとりの女性の恋愛と人生を読み込んだ壮大なストーリー風の歌ですが、一路さんの「感情的になり過ぎない」ちょうどいい歌い方がぴったりマッチしています。「雨上がりの星空」は、このアルバムの中でいちばん明るくはつらつとした歌で、一路さんの「これから」を予感させる、素晴らしい歌に仕上がっています。
アルバム全体で見ると、すっきりと統制感のある、大変聴きやすいものになっていると思います。