ユーミンこと松任谷由実の、「荒井由実時代」を総括した2枚組ベストアルバム。ベストとは言いつつ、荒井由実名義で出した5枚のアルバムに収録されていた楽曲の半分以上に当たる30曲が収録されており、かなり充実感のあるアルバムとなっている。 1980年代以降、ヒットメーカーとして名を馳せることになる彼女の、楽曲作りの才能はすでにこのアルバムでも聴いて取ることができる。「卒業写真」「あの日にかえりたい」「中央フリーウェイ」など、発表後四半世紀以上を経てなおコンテンポラリーな魅力をたたえた定番曲として親しまれている楽曲の圧倒的なこと! さらに、どこかしらプライヴェートな感触の楽曲が多いのもこの時期の魅力でもあり、「ひこうき雲」「海を見ていた午後」「翳りゆく部屋」などがその代表格だろうか。大輪の花が咲く直前のふくらんだつぼみのような、若々しい美しさと力強さにあふれた、密度の濃いアルバムだ。(剛吉若寸也) Neue Musik sweet,bitter sweet ~yuming ballad best 流線形’80 GOLDEN BEST SEASONS COLOURS-秋冬撰曲集-(初回生産限定盤)(スペシャルボックス仕様) ■雨の日に、とくに聴きたくなります 評価5 日付2008-09-30 ユーミンも若かった、私も若かった……もう30年以上前の歌なのに、とてもみずみずしく心に
響きます。
「雨の街を」「12月の雨」「ベルベット・イースター」「雨のステイション」「グッド・ラック・アンド・グッドバイ」
など、周囲の音をかき消すような雨の日に聴きたい歌も、たくさん入っています。
もちろん雨ばかりではなく、「朝陽の中で微笑んで」もすてき。
当時好きだった人に、天気のよい朝ばったり会って、思わずこの歌を心の中で口ずさんだものです。