私は私をあとにして

私は私をあとにして


私は私をあとにして 私は私をあとにして
熊木杏里 キングレコード キングレコード
2007-10-24 
¥ 2,800

ひとヒナタ(初回限定盤)(DVD付)
無から出た錆
風の中の行進
殺風景
春隣

■芯から温まる 評価5 日付2008-08-31
穏やかにそっと、心の奥をじわじわと温めてくれるアルバムです。

押し付けじゃなく、自然と考えさせられ、それぞれの答えへと導いてくれる。

心が疲れている時、自分と向き合いたい時などにオススメです。
■私はもう、好きで好きでたまりません。 評価5 日付2008-03-25
素晴らしいの一言です。
こんな歌手がいてくれて、本当にありがたい。
詩の独特な世界観。楽曲およびアレンジのセンスのよさ。
そして、ノンビブラートの歌唱のなんと饒舌なことか。

全曲傑作ですが、
とくに私は「月の傷」「君まではあともうすこし」「水に恋をする」が好きです。
「月の傷」はワルツのスイングする感じがとても素敵です。
Gmaj7→F♯m7→E♯m7のコード進行が本当に気持ちいいです。
私はキーのDをGに変えて、ギターでよく歌わせていただいております。
「君まで」はメジャーセブンスを16ビートに乗せた軽快な山下達郎ライクなポップスで、
すこぶるキャッチーです。中盤の♪僕はいつも〜んとこは山下さんが本当に歌っている
みたいです。さらに、♪ラバーソウルゥのゥにはまいります。胸キュンとなります。
そして、大作の「水」は最高に好みの曲です。内省的と同時に、広大なイメージを
感じます。何回聞いても泣けてきます。癒されます。

ぜひ、皆さんも聴いてください。
絶対、損はしないと思います。




■たくさんの勇気をもらえる一枚です 評価5 日付2008-01-18
映画バッテリーのCMで流れる「春の風」を聞いてTKOされ、
今回のアルバムを購入してみました。
シングル「春の風」「七月の友達」はさることながら、その他の曲も
シングルで発売してもおかしくないほどの名曲ぞろいです。
中でもお気に入りのフレーズは、「一等星」のこの部分。
 
 物語はきっと誰かの 想いをのせて進んでゆくもの
 さかさにしていた 夢時計 もとにもどして時が刻まれてゆく

 物語はいつも私を ひとつ変えてつくられてゆくから
 もどり道にさよならをして まだ何もない 明日をつくってゆく

そして「水に恋をする」の最後の結びのフレーズ

 ぼくは ぼくは生きたいのだと思った

の歌声を聴いて、僕も本当に生きてみたいと勇気をもらいました。
久々にお気に入りの一枚に出会えました(嬉)


■古い私と別れ、向き合ってゆく。 評価5 日付2007-11-16
「ほんじつ私はふられました」…
このアルバム一曲目の歌い出しです。
タイトルは「新しい私になって」。
アルバム名の通り、"私は私をあとにして"、新しく生まれ変わった彼女が歌い始めます。

熊木杏里。
彼女の事を聞いた事がなくても、歌声は聴いた事があるのではないでしょうか?
映画「バッテリー」、資生堂、ロッテのチョコなどなど、そして最近ではユニクロのCMに2曲立て続けに採用されました。
さて、一曲目で彼と古い自分に別れを告げた彼女は、いつか見た夢や記憶と向き合っていきます。
古い私から新しい私への申し送り、とでも言えばいいでしょうか?
新しい私にも必要なことを、その透き通った声でゆったりと歌っています。

しかし、そんなところに「幽霊船に乗って」、別れた彼と"さよならをした私"が帰って来ます。

そこから、彼女はさまざまな"悩み"を歌いだします。
歌いながら答えを探し、そして決意し、「明日の誓い」にたどり着くのです。

でも、やはり人間です。
新たに決意をしたところでまた迷うことだってあります。
そんな自分も受け入れようとする、クライマックス「水に恋をする」で、彼女の物語は一応終わりです。
最後にエピローグとして、新たな恋の歌「ひみつ」がボーナストラックとして入っています。

穏やかな曲調ばかりで、リラックスしたい時にはうってつけ。おすすめです。
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