フィンランドはどこですか?

フィンランドはどこですか?


フィンランドはどこですか? フィンランドはどこですか?
谷山浩子 ヤマハミュージックコミュニケーションズ ヤマハミュージックコミュニケーションズ
2007-11-07 
¥ 3,150

タマで弾き語り(初回限定盤)(DVD付)
静かでいいな~谷山浩子15の世界~35th Anniversary Edition
テルーと猫とベートーヴェン
北極ライフ
月光シアター

■さすが谷山浩子 評価5 日付2008-11-08
谷山浩子には恩義があるのです。物凄く私的な話になりますが多感世代の中学生の頃から好きになり当時はよく青山円形劇場に101人コンサートを見に行っていました。そこで触れるうたにどれだけ癒され躍動感をもらったかはわかりません。それからもコンサートに足繁く通っていましたが、いつの間にかコンサートはご無沙汰していたところ久々に35周年コンサートに行った際このアルバムをかいました。やっぱりそこには谷山浩子がいました。いままでより時代に溶け込んでいる感じがしました。もちろん『まもるくん』などはいかにも谷山浩子でしたが(笑)『街』の流れを感じました。中でも良かったのは『終電座』『タイタニア恋をしよう』でした。ものすごい良い感じでした。相変わらず天才であると思うのと同時に谷山浩子のうたをよく聞いていた頃を思い出しました。
■ヘンテコと美しさは同時に存在する 評価4 日付2008-05-02
ヘンテコだという方と美しいという方と分かれているようなのでまとめてみました。美しいです。
全体に純粋で老成した感じでしょうか。04と08はすごいわからずやとでも付き合ってたのかなあとも思いましたが。
まもるくんも変な歌詞ではあるんです。ただとても美しい曲となっていてそこに何の矛盾もない。ほんの少し悲しげかも知れない。
01は微笑ましい。実際のフィンランドより観念上のユートピア的楽園か。
そしてなにげに陰陽座が参加してて吹いた。
■素晴らしい恋の歌ばかり。 評価4 日付2008-03-31
谷山浩子の良さは言葉で説明するような(説明できるような)ものではないのですが、今回の素晴らしさを少し。

『放課後』が素晴らしいです。「好きだ」とも「愛してる」とも「恋」という言葉すら使わずに、実に見事に「恋」を表現しております! 綺麗なピアノの旋律に合わせて、泣きたくなるくらい切ない、恋の歌。
『人魚は歩けない』も同様に、上記の言葉はひとつも出てきませんが、それでも相手を思う切なさに胸が締めつけられます。「会いたいハタハタ〜」のとこはキュンときます(笑)。
『タイタニア〜』も『石の恋人』も、ファンならおなじみ、堪まらない曲です。

『まもるくん』はお得意の不思議ソングですが、聴いているとこちらもなりたくなってしまいますね(笑)。

小室等氏とのハーモニーもステキな一枚ですが、
噂の中島みゆき氏との合作は……何とも普通の仕上がりで、意表をつくものがなく、さら〜っと流れてしまう感じがしました。曲も詞も悪いわけではないのですが、やはり個性が違うのだな、という感じでしょうか。好きな人は好きかもしれませんが。

ファンの方なら、裏切られない一枚だと思います。
ファンではなくても、直球で素直なラブソングに飽きた方は聴いてみると新たな世界が開けるかもしれません(笑)。
■「ヘンテコリン」 評価5 日付2007-12-23
ああ、もう直球でヘンテコリンなアルバム。
ヘンテコではなく、リンがついてヘンテコリン。
ヘンチクリンでもない。ヘンテコリン。

90年代のアルバムにありがちだった
「サウンドを作りこみまくって凝りまくって」といった力んだ感じはなく、
全体的にわりとさっぱりとしたシンプルな風味のサウンド。
だからこそヘンテコリン風味がなおのこと際立っています。

谷山浩子の歌の中では「ドッペル玄関」がもっともヘンテコリンだと思っていましたが
(それ以前は「ハサミトギ追いかけて」だった)
あれも人間の心の表裏として受け止めてみるとわからないでもない歌詞です。(ほんまか)
谷山浩子に共通するテーマとして、自分が感じるのは
「心の窓」、あるいは「心の窓を通して見た風景」なので
「ドッペル玄関」もその延長上だと解釈できてたのです。

しかし、しかし今回のアルバムの、「まもるくん」は……
これどうしたらいいんでしょう。

「カントリーガール」の「4番」の歌詞の解釈について
ファンの間でいろんな説・議論を巻き起こしましたが(?)
「まもるくん」にいたっては説の立てようもない。
民謡風&子守唄風のシンプルなメロディーに
「COTTON COLOR」で使われたコロンコロン・・・という効果音が混じり、
そこへ相曽晴日&岩男潤子の、不気味と可愛いの紙一重のコーラス。
そして歌詞。「なんじゃこりゃ」と言うのも忘れるほどの歌詞。
ああ、レビューし切れない。この感じは聴いてもらうより他ない。

(個人的な「まもるくん」のイメージはムーミンの「ニョロニョロ」)

ところで、なんとなくふとした予感(期待?)がするのですが、
……谷山さん、そろそろ「GO GO マリオ!」をCD化しようと思ってません?
ここ最近の作を見てる限り、あり得そうで……楽しみでいて、ちょっぴり恐い(笑)。

(※追記……他の方のレビューを見ずに書いたレビューなので、
書いてる段階で他の方が「ヘンテコ」と表現なさってた方に気づきませんでした。
「ヘンテコリン」を強調したのは別にその方を否定した訳ではありませんので
ご了承ください。失礼しました。)
■肩の力が抜けた円熟味 評価5 日付2007-11-29
前作と比べると、シンプルで谷山さんの歌声とピアノが魅力的。もちろん、「フィンランド」「まもるくん」といった変な曲も健在。名作「窓」に通じる「放課後」が一番のお気に入りです。小室等とのデュエットや中島みゆきとの共作も渋くてgoodです。谷山さんの魅力満載なのに、肩の力の抜けた円熟味が程よい1枚です。
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